司の行動力にはいつも負ける。 『あのぉ、すいません!これから僕たちと呑みに行きませんか?』 最初に声を出したのは、あいつではなく、あいつの隣にいた女…。 黄色い声が耳に残る。 あいつは、キョトンと俺を見つめたまま…。