『少しは落ち着いたか?』 『…うん。』 私は純の肩にもたれたまま、ボーッと海を見つめていた。 私…決めたよ。 今から話すこと、ちゃんと聞いていてね? あなたが幸せになることが、私の幸せだから…。 だから…あなたに「さよなら」を言うよ…。