その夜。 恐る恐る夫に聞いてみた。 『今年の歓迎会、実夏が幹事なんだけど、是非出てほしいって…ダメかな…』 『…』 『…(はぁ…)ねぇ、聞いてる?』 『…こっちこい。』 私は夫に腕を引っ張られ、そのまま寝室へ連れていかれた。