【純】



俺の中で『暁さん』は『暁』に変化している。



俺が女性を呼び捨てにするのは特別な相手だけ。




それだけ、あいつは俺にとって特別な存在。



自分でも驚くほど、あいつの魅力にハマってる。



まさか、自分が人妻に恋をするとは思わなかった。



俺の人生、決して真面目じゃなかったけど、その辺はわきまえていたつもり。





それなのに…。




気持ちは大きくなるばかり…。




俺、暁が大好きだ。





改めて、そう思う。