「夢亜……。本当に、久し振りだね……」 「林檎、相変わらず綺麗だね。 …会いたかった………。」 そっと優しく私を抱き締めてくれた夢亜は少し泣きそうですごく嬉しそうな声だった。 「夢亜、いつぶりかな………? いちお、同じマンションだったのに… すごく久し振りな気がする……」 「そう…だね。 また、会いに来る。 学校でも…話し掛けても…いい?」 「もちろん…だよ… 仲良くしてくれる…………?」 「うん…!」 その時、私も夢亜も気がつかなかったの。 まさか… 彼が見ていたなんて…