彩乃のお母さんも帰ってきたし そろそろ帰らないと彩乃ん家に迷惑だな 「もう遅いし、帰るね」 立ち上がった俺を見上げながら 「ごはん、食べてかない?」 ん〜…食べていきたい! けど涼太のお母さんが ごはん用意してると思うし… 「今日はやめとく、 …彩乃と一緒にいたいけど」 はぁ、ほんとに幸せだったのに 帰るとか、やだよ 「駅まで送るよ」 え!?まじで!?嬉しい幸せ! 「ありがと!」