僕達は、水夫の命の刻限までの4日間を、精一杯暮らした。


強く生きること。


水夫を守ること。


水夫を何から守るのかは分からなかったけど。


残りの時間を悲しく過ごすのでは無く、限界まで楽しんで過ごすこと。


それが、強く生きることだと思ったから。



僕達は、今までで1番楽しい日常を限界まで一緒に過ごしたのだった。