たった一度きりの…



「気付いた?――まぁ、気付かない筈が無い……か」

「――命の光…」


「言わないで!
わたしの口から言わせて」

ピシリと水夫が止める。



その口調に、僕はハッと口をふさいだ。














しっかり間をとってから、朗らかに宣言する。


「―――――わたしの、命の刻限が、分かったの」