廊下を歩いていると、水夫の部屋の方から、声が聞こえてきた。 「お~お~。任務お疲れ。゙かごちゃん」 見下げているような笑い声。 水夫は、2週間程前から、度々、任務を任されるようになっていた。 水夫も僕も、水夫に任務が回ってくる事は、単純に喜んでいたんだけれど… 何だ?あの声は。