たった一度きりの…


少女とは結界を解いて貰ってから話した。


だから、分かる。

彼女は嘘をついていなかった。

(いや。勿論、僕の力を上回るぐらいの嘘つきだったら知らないが。それは、まず無いだろう。)



なのに、幹部の人は納得してくれない。



……信じないなら、透視させなきゃ良いのに。

僕の不満がむくりと頭をもたげた。