たしかなコエ


ザワザワ

淡いピンク色のした桜がヒラヒラと舞う

私は、今光樹(こうじゅ)高校の昇降口前に
居る
たくさんの人で溢れていてなかなか前に
進めない

新一年は、そのまま体育館に直行で
そのまま入学式。入学式終了後クラス表を配られる


しばらくしてもなお人混みは続く


その時…


ドサッ


誰かの足に引っ掛かりこけてしまった

あわてて起き上がろうとするけど人混みのせいで起き上がれない

顔の横をすぐたくさんの足が通っていく


「…大丈夫?」
声をかけられたと同時に見えたのは
同じ一年生と思われる男の子の顔








このときから、君と私の恋が始まったんだ