雨のち晴れ


「俺が守るから、倫のことの真実、みんなに教えよう。止めるぞ。倫へのいじめ。」


俺がそう言うと、しぃは黙って頷いた。

今までは、しぃが、いじめられて止まっていた。

でも、風歌は、バスケ部を見てわかったはずだ。

しぃをいじめてもしぃは傷つかない。

だから、周りのバスケ部をそう考えたんだろう…。

「時雨!」

「平助…」

「教室行かねーか?」

平助は、時雨にいつもと同じように話しかけた。

まるで、下駄箱であったときみたいだ。

「!うん。」

いつもと変わらない態度、

いつもと全く違う態度。

さっきのことでか少し怯えながらもしぃは、立ち上がる。

「疾風…終わったら迎えに来てくれる?」

「あぁ。」