「手当てに必要なところしか見ねーよ。」
…あたしが恥ずかしいから見て欲しくないってこと気づいてないのかな。
鈍感だよね…疾風は。
そこもかわいいけど。
「疾風、時雨は恥ずかしいんだよ。」
呆れたように風歌が、疾風にいう。
「…そうなのか?」
きっと今頃あたしの顔は真っ赤だろう。
「ふーん、じゃぁ、あとは、風歌がやってやれよ。」
「な⁈無理に決まってるでしょ⁈」
風歌は、そっぽを向く。
「バスケ部のマネージャーが手当くらいできなくてどうする。」
「…仕方ないわね…。ほら、貸しなさいよ。」
苦手だからとか言いながら、結構巻き方上手…。
さすが風歌っていうところかな。
「ほら、終わったわよ。」


