あたしはそう言って、風歌の頬を引っ叩いた。 「な!ふざけてんのはそっちでしょ⁈あんたごときが、私の頬を殴っていいと思ってんの⁈」 「あんたにとったら、自分以外は全て物かもしれない。でも、あたしも、倫先輩たちも、今を必死に生きているんだよ。ただの、ものじゃないんだよ。」 風歌は、あたしの顔をみて、鼻で笑った。 「バカね。なに、正義の味方?そんなの、ウケないから。」 あ、そうだ。 風歌は、狂ってる。 狂ってるから、わかんないんだよね。 この、気持ち……。