雨のち晴れ


「ドリンク、うまかったっす!」

そう言って、カゴにからになったボトルを入れてくれる。

「ありがとう。ぁ、使ったタオルもいれてね。」


「うっす。」

風歌は、本当に何もしてない。

何もさせてない。

「お姉ちゃん、風歌も手伝うよ。」

風歌は、立ち上がってあたしのそばにくる。

「じゃぁ、残りのボトルとタオル集めて部室まで持ってきてくれる?」

「はーい。」

こうしてみると、風歌は、可愛いと思う。

本当のことを知らなければ、あたしだって、騙されただろうな…。


「風歌ちゃん、手伝おうか?」

風歌の見学にきていた部活の部長たちが、風歌によって行く。

「風歌の仕事だから大丈夫ですよ!お気持ちだけ受け取りますね?」

うん、風歌は、猫をかぶるのはうまいな。

「遠慮しなくていいよ〜?雨と違って、風歌ちゃんは、可愛いんだからさ!」

……意味わかんない。