「ミーティング、始めるぞ!」
監督の声にみんなの目線が集まる。
「まずは、今日から合宿が始まる。一日中バスケ付けの毎日だ。そのため、時間外の自主練……特に徹夜は禁止する。体を休めることも練習の一つだと思え。使える精一杯の時間は体育館を使えるようにしてある。だから、絶対に時間は守るように。オーバーワークは敗因を引き起こす。」
監督は、それだけ言い切ると少し息を吐いた。
「あとは、飯は時雨が作ることになっているが、ベンチ入りしなかったものは、交代で手伝うことと、風歌のサポートをすること。練習に加えてサポートも頼んで、ハードだとは思うが頼む。」
頭を下げる監督に文句を言いたそうだった2年の顔が変わる。快く受け入れられたわけではなさそうだが、まぁ、まだいいだろう。
「ベンチ入りメンバーは、練習に励むこと。自主錬時間は時雨と俺が別れて監督する。赤羽、藤堂、姫島、佐倉、それから倉橋。お前らは時雨が見る。他は俺だ。」
つまり、俺以外のSF、PF、Cを監督が見るということか。人数差ひどくね…?


