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最後はこの言葉でくくりたいな。
さかさまのまま
よるのやみのなかを
ながれていくかのように
らしさをもとめてすすんでく。
赤羽アキラ
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涙が止まらない。手紙の上へ新しいあたしの涙がこぼれ落ちて行く。
「最後意味わかんないわよ…」
さよなら、くらい素直にいいなさいよ。
こんなの読み解いてあげるのあたしだけなんだから。
長いと思った手紙は思ってたより短く感じて、アキラともっと仲良くしたかった、とかじゃなくて、あたしはなんで何も知らなかったんだろう、と思った。
アキラが苦しんでたこと、あたしわからなかったんだ。
なにも、知らなかったんだ。
違う、知ろうともしなかった。


