第二Qも終わる。
どうせなら、このまま決着がつかなきゃいいのに。
勝ちだの負けだのどっちでもいい。
このまま、戦い続けたい。
「まだ、リードはしていますが、かなり、差が縮まって来ています。そこで、疾風、倫先輩、外から打ってください。倫先輩が抜けた分、中が弱くなります。そこは、佐倉くんでは背が足りないので、伊藤先輩がフォローしてください。佐倉くんは疾風と倫先輩のアシストをお願いします。と、監督がおっしゃってました。」
しぃが、監督の言葉を伝える役目。
それは何時ものこと。
「倫、どうした?」
陣が倫に問う。
「?なんでもねーよ?」
「足、おかしいのか?」
なんでもない、と答える倫に陣がまた、問う。
「足?…平気だけど。」
「ならいいんだが。」


