雨のち晴れ


疾風も、神楽にぃも、姫島家にいない。

うちの母親は仕事だし風歌は、トーマと、佐倉くんの家で、作戦会議。

あたしは、疾風に相談しようと思ったのになあ…


「?平助?」

「おー、時雨、どうした?」

「それはこっちのセリフ!なんで平助がうちの近くにいるの?」

「家でじっとしてられねーから、トーマのとこ行ったらトーマいなくて、お前のとこ来た。」

いつもなら、あたしの家に来るのが一番なのに。

最近平助とトーマ仲良いな…。

風歌も、あたしより先輩たちや平助とかトーマ、佐倉くんの方に行っちゃうし。

「疾風も今いないんだよね。暇でさぁ…」

「じゃぁ…柴田先輩のとこのジム行かね?身体動かしたい。」

あたしは頷いた。

考えてるだけじゃ何も始まらないもんね。