雨のち晴れ


「じーん!」

女嫌いの俺も、こいつなら許せる。
そう思うくらい芽衣子は男らしくて、

いつの間にか、好きになってたんだろうな。


「おう。芽衣子。」

「話ってなーに?」

「…好きだ。付き合ってくんねーか?」

甘い雰囲気とかそんなものはない。

呼び出した芽衣子の家の近くの住宅街。

人もいないわけではない。

「!うん!」

そんな告白すら笑って受け入れてくれた。

それから、俺は何もしなかった。

ただ、友達の延長線。

それで俺は満足していた。

ただ…芽衣子は、いつも俺と俺の近くのやつのことを知りたがった。

謎で謎で謎だった。

俺が何を聞いても何も答えないのに、俺が答えないと怒るんだ。

面倒だ。