雨のち晴れ


やっぱりこのことか…

で、俺もいなきゃまずいと思って俺も呼んだって感じか?

「…神楽さんはどう思うんすか?俺がやったと思うんすか?」

「いや、俺はこいつらと同じだ。やってないと思ってる。お前はいい奴だ。そんなことできるわけがねえ。」

…確かに…できるわけない。

「昔、彼女に…本当は西の穂高の裏のトップの女だったやつに裏切られてボコボコにされてもお前は女を殴らなかった。何も知らずにそいつを勧めたヒガシのやつを、殴らなかった。ヒガシのやつがボコられたら、お前と暁で返り討ちした。お前は仲間思いだ。そんなお前が仲間の不利になることをするわけがない。」

こんなにも裏付けがされてる。

神楽さんはすごい人なんだと、実感する。

「神楽さん…」

「暁も、疾風も、赤羽くんもそう思うだろ?」

「もちろんっす!」

疾風も俺も伊藤の言葉に続いて頷いた。

陣は今まで、俺や疾風が先輩に嫌われた時庇ってくれた。

庇ったら自分だって何されるかわからないのに。

そんな陣が女を襲うわけがない。