雨のち晴れ



「陣の家、行くか。」

「はい。」

クラスメートに手を振り、あたしたちバスケ部は、陣先輩の家へと向かう。

陣先輩の家って、どこだっけ。電車乗るよね。
「電車、乗るよね?」

財布はいつでも入ってるから大丈夫だよね。

「乗る。って、風歌、財布…」

「伊藤がかしてるんじゃね?」

倫先輩が、軽く笑いながら言う。

それを願ってあたしたちは、電車に乗り込む。

久しぶりの陣先輩の家。

陣先輩…大丈夫だよね?