「陣先輩のところに2人くらい、行った方が…」
佐倉くんが、控えめに発言する。
「そうだな。伊藤、それから、風歌、行って来てくれ。」
「了解。」
疾風の言葉に頷く伊藤先輩と風歌。
あたしたちは職員室に乗り込む。
それしかきっと道はないんだ。
?ぁ、あたしのケータイ!
「もしもしっ!」
『時雨、午後の授業お休みだって!で、平沢先輩の処分が決まるまで、ウチらまで、自宅研修らしいよ。部活動も活動禁止。バスケ部は大会辞退とか言い出してる!』
「はぁ⁈それって、疾風がIHに行けないってこと?ふざっけんな…校長ぶっ潰してくる。」
ここは公立高校で、一般人が多いと思って、見下してんじゃねーよ。伊豆蔵。
あたしらにだってプライドはあるし、人権だってあるし、
何より、仲間を守る権利だってあるんだ。


