それからしばらく毎日のように新しい傷をつけて帰宅する楓





「私………………明日学校に行ってみる」

「俺も行く」





流石に何もしないなんて無理




よって翌日





「え?どうされました?」

「あの…………娘が最近怪我をして帰って来るんです」





担任の先生の元に乗り込んだ





「怪我を………………あ、それ……ですか」




先生の顔も曇りを見せる




やっぱりイジメなの?





「こちらへ」





先生に案内されたのは空き教室




そして窓から外を覗くと



「楓っ!?」





楓が数人の女の子に囲まれていた