辛い選択なのは分かってる



でも楓の幸せを1番に考えたい



だから私達が辛いだけで済むのなら

私は心を鬼にする






颯も分かってくれたのかもう何も言わなかった




そこへ私達の両親がやって来て楓が目覚めたとの知らせを聞き





無我夢中で走り




病室の扉を開いた



そこにはいつもと変わらない





私達の大切な娘がいたんだ