「こんな時期に転校なんて珍しいな」
福岡が話し掛けてきた
「はい…」
「今時、先生に敬語の奴も珍しい」
「そうなんですか?」
「あぁ、珍しい」
私は年上には成るべく敬語を使うようにしている
同年や年下には使わない
「年上なのに敬語を使わないのが珍しいです…」
私は思った事を口にした
そしたら福岡は驚いた顔をした
「…良い奴が入ったな」
福岡は顔に笑みを浮かべた
クラスはどうやら三階らしい
福岡が言っていた
一年は別の棟で二年は二階らしい
「此処がクラスだ」
3-5と記してあった
「じゃ付いてきて」
私は福岡の後に続き、教室に入った
入った瞬間、クラスが騒めいた
うるせぇ‥
私は顔をしかめた
「お前ら、うるせぇ!
静かにしやがれ!死なすぞ!」

