Please Love




「先生…」



「何だ?」



「茶髪で良いですか?」





一瞬の間があった








「馬鹿者ーっ!
黒に決まってるだろーがー!」



「…」







しまった、火に油だったか‥








私はそそくさに職員室を出た















「よー!

又、説教されたか?」




そう言って私の肩に手を回してきた




「あぁ、ホクトか‥」




コイツ、幼稚園から一緒の草津 北斗(クサツ ホクト)

一種の腐れ縁



こんな風に肩回してるけど付き合って無いし、ただの友達って所