Please Love




「あぁ、おはよ」



「一緒にいこー」



「うん」



「てか沙耶、今日遅くない?
あたしより先に着いてるのに、いつも」



「まあ、そういう日もあるって事だよ」



「だよね

ぁ草津くーん!」




叶は前を歩いている北斗を見つけて声を掛けた



北斗が振り返り私が居ると解り驚いた顔をした




そりゃそうだ




昨日あんだけ泣いといて今日、普通に学校に来ているんだから




「おはよー」



「おす

沙耶」



「ごめんな昨日‥」



「いや大丈夫そうで良かった」



「え?
昨日何があったの?」




「沙耶がさ‥


「何でも無いよ叶‥
早く行こうホクトも‥」




「え、うん‥」



「あ、あぁ‥」




その日、叶達が聞く事は無かった