「無理…」



「おい」




「あ?」



「俺の女に何か用か?」




貴男の彼女になった覚えはありません








「宮崎蓮貴…ッ」




男はそう呟くとその場から去っていった




「あのさ、その「俺の女」っていうの辞めてくれないかしら?」




「んじゃ早く俺の女になれ」



「話になんない…」





私はレンをほっといて先に裏校門に向かった



後ろからレン達がついてきた




裏校門に着きバイクの所で待ってたらりゅうと一緒にアキと雅が来た





「お待たせ」



「沙耶ー」



ギュッ




りゅうが抱き付いてきた





「おい、抱き付いてないで行くぞー」



「沙耶、僕の後ろに乗ってね」



「えぇ…ありがとう…」




私はりゅうのバイクに乗り校門から出た




着いた場所は倉庫だった