屋上にはもう人がいた
レン達だ
「何だ沙耶もサボり?」
雅が言った
「お前等と一緒にすんな…」
「何だ、ちゃんと仕事したんだ?」
「当たり前だろ…」
「何かと真面目だよね沙耶ってさ」
りゅうがニコニコしながら言った
「りゅう…」
「何ー?」
「何でそんなニコニコしてんの?」
「えー
そりゃ学園祭だからさ、行きたいのに皆が行かないって言うからさー
酷いよねー
僕、一人で回るの寂しいんだけどー」
「なら私と一緒に回る?」
「えっ?良いの!?」
りゅうの表情は一瞬の内に明るくなった
「あぁ…」
「やったー!!行こう!!」
りゅうは私の手を握って屋上のドアに向かって歩き出した

