「ひ、ひでー…」



「うん、大丈夫だよ」




りゅうは笑顔で言った



素晴らしい流石、不良なだけはある




「なら良かった…」



「心配してくれたのー?」



「一応…」



「ありがとー!」と言いながら、りゅうは抱きついてきた




「はいはい…」



「おい、りゅう」




レンが不機嫌な顔をしてりゅうを睨んでいる




「恐いーそんな睨まないでよー」




りゅうはレンの睨みが恐いのか離れた









「じゃ帰るな」




レンが言った




「あぁ…気を付けて…」



「じゃあねー沙耶ちゃん」



「また明日」



「じゃあな、又、明日」



「ばいばーい」




レンに続いて雅、コウ、アキ、りゅうの順に部屋を出ていった





パタンッ



私は鍵を掛けてリビングに戻った






ブレザーのポケットから奥の部屋の鍵を出し外し中に入り

拳銃はパソコンの置いてある机の引き出しにしまい、
お金が入ったケースは服と一緒にクローゼットに入れた