「失礼します…」



「改めてご苦労様でした」



「ありがとうございます…」



「これは代金です」




神田は小さなケースを私の前に置きケースを開けた



中には札束が入っている





「50万です」



「ありがとうございます…」




私はケースを受け取った




「又、頼むかもしれないのでその時は宜しい頼みます」




「…」




私は返事はしずに頭を下げた









「失礼しました…」




私は建物から出て又、林健の車に乗って喫茶店に下ろして貰った




帰りは何も話は無く車内は静かだった




「ありがとうございました…」



「いえ」




林健は去って行った




私はマンションに帰った





時刻は次の日に変わっていた





部屋に入り、懐に隠してあった拳銃をベッドの上に放り投げ

身に付けていた服を脱ぎ、シャワーを浴びた