「何か喋り方が違う」
「時々、変わるのよね…」
「そっか!そっちの方が女っぽくて良いよー」
「ありがとう…」
伊達はニッと笑った
「アキ…」
「ん?」
「ごめんなさい…」
「は?何が?」
「誘ってくれたのにあんな言い方しちゃって…」
「あぁー別に良いよ
冷たいのは何時もの事だし?」
「そう…良かったわ…」
「何か本当、沙耶、違うな」
「えぇ…時々ね…
無意識に喋り方が変わるのよね…」
「沙耶って掴めない女だな」
「そう?初めて言われたわ…」
「まぁ、その方がもっと知りたいって思うから良いんじゃね?」
さっきまでりゅうにイラついていたレンが隣に来て言った
「僕も!
そういう沙耶も好きだよー」
りゅうはニコニコしながら言った
「まぁ沙耶ちゃん座りなよ」
須賀が言った
黒いソファーが向かい合って置いてある
私は丁度、アキの前に居たのでついでに隣に座った
そしたら、りゅうがすかさず隣に座った
向かい側にレンと須賀が座った