「…」
「こんな所で何してんの?
しかも、こんな時間に」
「お婆ちゃん家に遊びに行った帰り…」
と嘘をついた
殺す人を見張っていました、何て言えなかった
「へぇ、そうなんだ」
「あぁ…
あんたらこそ何してんの?」
「夜遊び」
ニッとアキが笑った
「あそ…じゃ帰るわ…」
私はアキ達の横を通り過ぎようとした
「待てよ」
宮崎が私の腕を掴んだ
「離せよ…」
「送ってく」
宮崎は私の言葉は無視
「いい…電車だから…」
「隣町なんだろ?
電車代も浮くぜ?」
「お陰様でお金には困ってませんので…」
「いいから乗れよ」
宮崎は親指を公園の隅を差した
そこには四台のバイクが並んでいた
さっきのバイク音はコイツらだったのか

