「何がです?」
「発信機の事です…」
電池パックと一緒に発信機が埋め込まれていた
一応、解りにくいようにしてあったが私には解る
「‥バレてしまったか」
「たまたま見つけたんです…」
「良く解りましたな
解りにくくしてありましたのに」
「解ります…」
「さすが「紅の華」という名を持つお人だ」
神田は電話越しで笑った
「こんな事して私が黙っていませんよ…
説明してくれますか?」
「逃げるかもしれませんからね
貴女は随分と悩んでいましたからね
何か作戦があるのかと思いましてね」
「へぇ…
発信機は潰しておきます…
今後、こんな事をされたら私は今すぐに貴方達と切ります…」
「申し訳ない
貴女に今更、切られたらたまりませんから
謝ります」
「マンションにも付いてるんですか?」
「いや携帯だけにつけただけです」
「そうですか…
では失礼します…」

