残念がる貴方に涙目で「ごめんね?」と言うと、真っ赤になった。


馬鹿みたい、笑える。



「じゃ、じゃあ、それだけだから。」


スタスタと動揺しながらも立ち去る。


私は屋上に一人ぼっちになった。


「あーあ、簡単だったな…、一週間かぁ…」


始めの方は楽しかった。

スタイルと顔が人よりも良い事を利用して、馬鹿な男共を弄ぶゲーム。

“小悪魔ゲーム”は。


男が好きそうな女演じて、私の言葉や態度に一喜一憂する男達を心の中で笑うの。


性格ブスだって?

知ってるわ、でもね…


今更なのよ。