twin∞soul

会いたい、この衝動を我慢できずに強く願う。

流に会いたい。

会いたいなら私からメールを送ればいいのに、私は意地悪だから送らない。

裏腹なのは、いつも流からじゃないと嫌だから。

流と話したいよ。

ギュッと、胸の辺りに手を当てる。

瞳を閉じて、流の姿を思い浮かべる。

強がりだから、自分はこうやって想ったり願ったりするだけ。

流、今すぐメールしてよ。

何度も携帯電話を見ては、売り場の掃除をする。

流、私の事だけを考えてよ。

結局、たどり着く想いはそれなんだけど。

そう想いにふけて、私は恋の溜め息をつく。