結婚感に対して。

流は実はあまり結婚には向いていない男なんだと思います。
彼もどちらかと言えば、自分主義。
もちろん笑もそうです。

自由と自分が優先です。

流の奥さんは小説内の説明の通り。
箱入り娘です。何かある度に両親を見方に付けて、流を責めるといった感じの設定です。

実は奥さんは流との交際の間に他の男性の子を妊娠してしまい、親にも流にすらも言えずに…言える訳ないけど(笑)あたかも流の子だと言う事で結婚しています。

流は気が付いているのに、気が付いていないふりをして、今まで生活をしていました。

という設定です。

笑の同居人の時夫は、その時だけの時を生きるという意味合いを込めて、時夫と名付けました。

時夫は仕事は仕事、プライベートはプライベートで、きちんと生活が別けられています。
笑と同じく自由と自分が優先です。
愚痴は言いません。すべてに真剣ではないからです。ほどほどでうまく加減して、物事を運びます。だから、怒ったり悲しかったりという感情はありません。成るようにしか成らない。
そういう無関心で無機質な男なので、別れる時も、あっさりです。

結局、流も時夫も笑も、自由の元に居る自分が最優先な訳です。

流は結婚生活から逃れたい。
笑は周囲の結婚に対しての圧力から逃れたい。
時夫は笑の押し付けから逃れたい。

といった感じですかね。