ウワッ!最悪。

わざとまた...。

「意地悪っ!」

「笑が、なかなか言わないから」

「言わせたかったの?同じ言葉ぁ?」

「まぁな」

この目が本当に憎たらしい!

「クゥ~ッ!悔しい」

「ハハハッ!笑、可愛いっ…」

流はまた大きく笑った。

「おいで、笑」

「イヤッ!意地悪する人、嫌い!」

「もう、しないから。おいでって」

って、ふざけあってイチャイチャして、笑い合って疲れ果てて...。

あれ、流...。

寝ちゃった。

流...。

寝顔もキレイ。

首筋から鎖骨にかけて、なんてキレイなラインなの。

どうしよう。

何だか襲いたくなるくらい、変な気持ちになる。

流が寝息をたててるのを確認して、私は静かに首筋にキスをした。

いつもよりも長く吸って…。

キスマークを付けちゃう…。

私はいつでも、あなたの側にいるから。

だから私を忘れないで。

私の愛の証を、どうしてもあなたが気が付く場所へ。

刻み込みたかった。