twin∞soul

「湯加減はどうなんだ?」

ち、近付いて来る気配がする。

全裸の流が、私の目の前に居る気がする。

「笑、もう少しハジに寄れ...狭い」

「うん」

マジか、マジに入ってくるのか?

溢れ出るお湯が、私のドキドキをマックスにした。

「意外と熱い。こりゃ、そんなに長くは入れんな」

もう、あんまり話しかけてこないでよ。

いやだ、何かもう色々な所が当たるんですけ どぉ!

私は薄目でチラッと見ると、流の長い腕が見えた。

「どんな面だよ、さっきから。こっち向けって」

「いやです!」

「ったく勝手に一人で興奮して。そういうの、移るからやめろ。俺までおかしくなるだろが」

仕方ないじゃん、好きなんだもん。

「ずっと一緒に居るってのは、見たくないとこも全部さらけ出していく事だぞ?」

「知ってるってば!」