「……なんでここにいんの?」 しかもまだ体操着のままだし。 サボリじゃないですか。松坂さん。 「ケガしてるんですー」 膝を指差す巧平。 うわー、けっこう派手にやったなぁ。 男子は外でサッカーだったはずだけど… 「ほんとに大丈夫?」 巧平にそう聞かれ、私は頷こうとした。 けど、そのすぐ次に起きた出来事に目を見開く。 私の前髪をよけておでこに触れたその手に頬が赤くなるのを感じた。 なんでそういうこと サラッとやっちゃうのかな……っ!