「美喜は、どうして昨日来なかったのさ〜!」



「南海ちゃん、ごめんね。少し熱っぽくて。」



「もう大丈夫なの?」



「うん。………奏君は?」



「えっ⁈……さあ?」






それから更に、1週間。



やっぱり奏君は学校に来なくて。




みんなも気付いているのに、誰も何も言わない。