結局、総合優勝はできなかったけど、みんなですごく喜んだ。 打ち上げが行われ、今私の目の前には自転車をこぐ奏君の背中。 「奏君。今日は、すごくかっこよかったよ。」 奏君は嬉しそうに笑った。 「大げさだよ。・・・みんなが頑張ってくれたから1位を取れた。」 「ううん。みんなも凄かった。でもやっぱり今日の1位は奏君のおかげ。」 「・・・ありがとう。」 どんどん奏君が好きになる。