「神様はなぜあの子から日常を奪ったのかしら。」 そう言うと詩歌は、それ以上何も言わずに俺に背を向けて俺が来た道を歩いて行った。 静かな夜の病院に再び静寂が訪れる。 俺は携帯を開くと新着メールを探した。 結果は何も無し。 分かっていたが、俺は呟く。 「またか。」 一週間前に出したあいつへのメールにまだ返信がこなかった。