ピーンポーン
秋塚の家のチャイムをならすと、しばらくして女の人が出てきた。
きっと秋塚の母親だろう。
「はーい。どちら様?」
「あ、おはようございます。俺、美喜さんと同じクラスの一ノ瀬 奏です。」
「あ、君が隣の一ノ瀬さんの息子さん?私は美喜の母親です。君のこと美喜が嬉しそうに話してくれたわ。」
「どうも。今日から美喜さんと一緒に登下校する約束してるんです。」
「ごめんね。」
そういうと、秋塚の母親は家の中に向かって声を出した。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…