「奏さんっ、あたし大学決まったんですっ!!!!」 「おーっ!!!!」 二人の喜ぶ声。 「どこの大学?」 「それが……県外なんです…」 なんだか落ち込んでいる女性客。 あ、わかった。 県外だと…… 「じゃぁ、もうここに来るのは難しくなりますねぇ…」 奏の言った通り。 女性客は、 「はい…」 と言った。 あたしは男性客を相手にしながら 心の中でホッとする。 「それで……」 女性客は続けた。