「それに、動物を飼える覚悟あるの?」


コクン…

と頷いた。


「本当に?動物って言うのは、寿命が早いの。」


淡々と話す母親にややちゃんは、、、


真剣に話を聞いて頷いていた


「…だからその…亡くなった時にちゃんと見届けられるの?」



あっ…

っと呟き ややちゃんは、黙ってしまった

僕は、この話の意味を今は、わからない

ややちゃんの手を

そっと舐める

ぺろ…


ややちゃん…大丈夫?…


「林…」


「お母さん!あたしどんな事があっても見届ける!覚悟する!」


はぁ…

っとため息をついて

「…そう。わかったわ そこまでゆうなら お母さん何も言わないわ。」


お母さんが僕のほうをチラッとみて
そう言った


「ありがとう!お母さん!あっ…でも…お父さんにも言わな…」


また振り出しか…


「…っといてあげるわよ」



ん?今 お母さんなんて言った?



「えっ?」


「お父さんに。犬の事、言っといたあげるわ」

ややちゃんの目が輝いた


「ありがとう」