あの日仕舞い込んだ「思い出」が溢れ出そうで



私は目を閉じた




彼は最後まで私の想いに気づくことはなかった



告げなかったのだから当たり前のこと




でも、伝えてどんな結果だったとしても、私の想いを覚えておいてもらうのもよかったかもしれない





どちらにせよ、後悔はない