身をよじって蓮を伺いみると耳が赤く染まっていた。 「ふふっ、まだまだ子供ね」 そう楽しそうに笑った律さんは、司さんの名を呼びながらリビングを出て行った。 「……本当、可愛いよ」 ドアが閉まる音で我に返った朔も珍しく薄らと顔を赤く染めて呟くと、陽と海斗も同意するように頷いた。 皆して顔を赤くしてるけど、そんなに暑いかな? 訳が分からず首を傾げると、今まで黙っていた蓮に突然抱き上げられた。 「れ、蓮?」 いきなりのことで呆然としながらも名を呼ぶが、蓮はピクリとも反応せずにリビングを出た。