「より一層、過保護に磨きがかかったな」 ふと周りを見渡してみれば、ここにいる全員が笑いを噛み殺していた。 「うるせぇな。俺の勝手だろ」 蓮は皆の反応を見て舌打ちをすると、私の隣に腰掛けた。 …やめて欲しいよ。機嫌を損ねた蓮を宥めるのには苦労するんだから。 すると急に真剣な表情をした恭輔は少し殺気を醸し出しながら口を開いた。 「分かってるとは思うが、由美の意見も尊重してやれよ」 ……恭輔も十分過保護だと思うよ。 真剣な表情をしだすから、何か重大なことでも言うかと思えばそれですか…。